【西東京いこいの森公園】ハンカチの木の花が咲いています
「ハンカチの木」をご存じですか?
西東京いこいの森公園内の「ハンカチの木」に花が咲きました。
ハンカチをかぶせたように見えるひらひらした白い部分は、花びらではなく「苞葉」(ほうよう)という葉が変形したもの。
付け根の部分が花で、4月から5月に花を咲かせます。

西東京いこいの森公園の歴史
西東京いこいの森公園は、2001年に旧保谷市・旧田無市が合併して西東京市が誕生したことを記念し、2003年に開園した市内最大の市立公園です。
面積4万4千平方メートルのこの地には、かつて日本の原子核物理学・素粒子物理学の先駆けとなった東京大学原子核研究所(核研)がありました。
日本初の全国共同利用研究所として原子核物理学・素粒子物理学の研究施設で、湯川秀樹博士や朝永振一郎博士らが設立に尽力し、
多くの研究者がこの地で研究を行いました。のちにノーベル賞を受賞する小柴昌俊博士、梶田 隆章博士らも研究を行っていました。
茨城県つくば市に高エネルギー加速器研究機構(KEK)が発足したことに伴い閉所されましたが、
園内には核研の歴史を伝える「原子核研究所址碑」が残されています。
2017年行われた「西東京市合併15周年・核研跡地顕彰碑建立記念式典」では、ノーベル物理学賞を受賞した
梶田隆章博士が招待され、ハンカチの木の記念植樹を行いました。
式典が行われたハーブガーデンに植えられましたが、直射日光に弱い落葉高木のため、
バーベキューエリアの南側に移植されています。
西東京市公式キャラクター「いこいーな」
こうして、2001年に誕生した西東京市の誕生を記念した「西東京いこいの森公園」。
2011年に西東京市誕生10周年のシンボルとして誕生したのが公式キャラクターの「いこいーな」で、
その帽子にハンカチの木の花を付け、チャームポイントとなっています。
花がつくまで数年かかる植物でもあり、研究が実るまで時間がかかるという点もハンカチの木と似ています。
園内の走路沿いに植えられているので、園内を散策しながら当時の研究所の様子を想像してみてはいかがでしょうか。

